2018年03月01日
IoT+AIによる農業の専門家のための農業クラウドサービス開始

〜農業が抱えるさまざまな課題の解決をトータルに支援するクラウドサービス〜(PDF)

 

2018年3月1日

クレバアグリ株式会社

 

クレバアグリ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:余 望)は、SBクラウド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 兼 CEO:内山 敏)のクラウドサービス「Alibaba Cloud」を活用し、愛知県の花卉(かき)農家の生産支援サービスを2018年3月1日より運用開始します。

本サービスは各種センサーから収集したデータをクラウド基盤上で機械学習し、水分量・日照量等を自動制御し、大幅な生産性向上に寄与します。また科学的な成長度合いの評価、生育シナリオ最適化を行い、品質向上に寄与します。

<サービスイメージ>

本サービスは、関連会社である、嘉創株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:王 玉冬)の提供する福島県でのトマト農家の生産支援サービスに続くもので、進化した各種センサーを利用して、クラウド遠隔制御機能を追加しています。当社はAI※1を強化し、CPS※2を実装した農業向けIoTソリューションで日本全国の農家・農作物に対してビジネス展開を進め、中国でのビジネス展開も予定しています。日本および中国でシステムを一元管理することを目的に、日中両国にデータセンターを有するSBクラウドのクラウドサービス「Alibaba Cloud」を利用します。これにより日本での生産支援ノウハウを迅速に中国でも展開することができます。

※1 AI(Artificial Intelligence)は、人間の知的能力をコンピュータ上で実現する、様々な技術・ソフトウェア・コンピューターシステムです。クレバアグリのAIはルールエンジンベースでベイス推論に加えて、画像認識及び機械学習で補足するAIエンジンです。

※2 CPS(Cyber Physical System)は、実世界(フィジカル空間)にある多様なデータをセンサーネットワーク等で収集し、サイバー空間で大規模データ処理技術等を駆使して分析/知識化を行い、そこで創出した情報/価値によって、産業の活性化や社会問題の解決を図っていくものです。ここではオープンデータやセンサーで収集したデータを分析し、最適な結果を制御作動装置にフィードバックしコントロールする仕組みを指します。

<ダッシュボード画面イメージ>

 

クレバアグリ株式会社について(URL: https://clevagri.com

ITコンサルティングおよびシステム開発を行う株式会社アイフォーカス(https://www.i-focus.co.jp/)の子会社です。アイフォーカスが農業向けIoT+AIクラウドサービス事業に特化した会社としてクレバアグリを設立し、アイフォーカスが有する高度なIT技術を活用して農業事業を行っています。詳細はこちら(https://clevagri.com)をご覧ください。

 

嘉創株式会社について(URL: https://ka-so.jp

IoT/M2M実現のためのセンサー技術を提供しており、最適なセンサーの選定からデータ収集・制御のプラットフォーム構築、ネットワーク・クラウドの活用等、センサー情報を「迅速・正確・確実」に伝えるソリューションを提供しています。詳細はこちら(https://ka-so.jp)をご覧ください。

 

 SBクラウド株式会社について(URL: https://www.sbcloud.co.jp

ソフトバンク株式会社と世界最大手Eコマース企業の一つであるアリババグループが2016年1月に設立した合弁会社で、アリババグループのクラウド事業を担うアリババクラウドが提供するクラウドサービス「Alibaba Cloud」を日本で提供します。パブリッククラウドサービスの需要が急速に伸びている日本市場において、ベンチャー企業から多国籍企業にわたる幅広い顧客ニーズに合わせて仮想サーバーサービス、データストレージサービス、負荷分散装置、リレーショナルデータベースサービス、セキュリティーサービスなどを提供します。詳細はこちら(https://jp.alibabacloud.com)をご覧ください。

 

※各種商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

※本プレスリリースの詳細についての文書は右記のリンクからダウンロードできます。→20180301clevagri_press

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